大会12日目にはセンターコートで女子単複・男子複決勝が行われた。ウイリアムズ姉妹は第1試合と第3試合に登場し、シングルスは妹が優勝しダブルスは姉妹ペアが優勝した。あまりにも強すぎる姉妹である。突如WTAツアーにエナンクラスの技術とメンタルを備えたプレーヤーが登場しない限り、あと数年は姉妹によるグランドスラム決勝戦が続くかもしれない、という危惧の念まで抱いた。それくらい今大会のウイリアムズ姉妹のテニスは他の選手を圧倒していた。

本日はセンターコートで
Gentlemen's Singles - Finals Andy Roddick(USA)[6] v. Roger Federer(SUI)[2]
Mixed Doubles - Finals Leander Paes(IND)[1] / Cara Black(ZIM)[1] v. Mark Knowles(BAH)[9] / Anna-Lena Groenefeld(GER)[9]
の2試合が行われ、ウインブルドンの幕が閉じる。そしてセンターコートは来年のオープニングゲームまで封印される。
本日の試合のみどころはロディックのサーブとフェデラーのリターンだろう。ロディックのサーブがマレーを粉砕した時のような精度であれば勝負は互角、コースを読み切ったフェデラーの神のリターンが炸裂すればフェデラーの勝ち、という展開が予想される。QFで軽々と屈指のビッグサーバーカルノビッチを打ち破ったフェデラーだが、今大会のロディックのサーブの威力はある意味カルノビッチ以上なので、かなり苦戦するかもしれない。タイブレーク中の1本のエラー、或いは微妙に緩い軌跡でライン際に落下するボールに対するホークアイの判定が勝敗を決めるかもしれない。ホークアイの弾道計算に基づいたCGは速いボールには正確だが、スピンの利いた緩いボールには正確に対応していないように見える。
ロディックはフェデラーに対して過去2勝18敗と圧倒的に相性が悪い。ロディックにしてみればグランドスラムの大舞台でフェデラーに勝つためにスライスに磨きをかけてテニススタイルを大幅に改造し、あのフェデラーの天敵マレーを倒してようやくたどり着いた決勝戦だけに、この勝負はどうしても勝ちたいところだろう。特に今大会のロディックは辛抱強く、今までのように試合中に心がポッキリ折れるようなことは考えられないので期待が持てる。ひょっとすれば昨年ナダルとフェデラーの歴史的な決勝戦以上に白熱した好試合になるかもlしれない。
2010年のセンターコート第1試合にRoddickが立っているかFedererが立っているか興味深い。