井山裕太八段が名人戦の挑戦権を獲得した。19歳という年齢が史上最年少ということもあって話題になっているが、井山の実力からすればあまり違和感がない。何しろ16歳で阿含・桐山杯で優勝した時に彼の実力は実証済みなのである。あの時倒した相手は、1回戦が張栩名人・2回戦が王立誠九段・準決勝が趙治勲十段・決勝が小林覚九段で、少しでも囲碁を知っている人なら井山裕太が倒した相手は、いずれも日本囲碁界の最高峰を極めた巨人ばかりだということに気がつき軽い眩暈を覚える筈だ。16歳でこの棋戦を勝ち抜くには運だけでは不可能で、それ相応の実力がなければ無理である。あれから3年が経過し、井山八段はさらにスケールアップしている。
今回の名人戦リーグに在籍していた棋士の成績を見ると、高尾秀紳本因坊4勝3敗・山田規三生九段4勝2敗・坂井秀至七段4勝3敗・小林覚九段4勝4敗・依田紀基九段3勝4敗・黄翊祖七段3勝4敗・趙治勲十段3勝3敗・陳嘉鋭九段0勝7敗と大激戦で、その中にあって井山裕太八段は6勝1敗と最終局を待たずに名人戦の挑戦権を獲得したのである。8月には残り1局を依田紀基九段と打つのだが、名人戦の檜舞台を前にして世界的大棋士ヨーダからどんな激励を受けるのか興味深い。ひょっとすれば相当激しくキツイ餞別を貰うような希ガス。
井山裕太八段の活躍については2005年08月21日に「井山裕太」と題して拙BLOGにも少しカキコしている。
あれからおっつけ3年になる。時の流れは速いものだとつくづく思ふ。
井山裕太八段の簡単なバイオグラフィは
生誕:1989年5月24日
5歳:囲碁を覚える
6歳:石井邦生九段に弟子入り
8歳:少年少女囲碁大会全国大会で優勝
9歳:同大会を連覇
9歳:全日本こども囲碁大会優勝
13歳:囲碁棋士となる 初段・二段
14歳:三段
16歳:第12期阿含・桐山杯全日本早碁オープン戦で小林覚九段を破り優勝、四段から七段へ飛び級昇段
16歳:第2回中野杯・U20選手権優勝
17歳:第32期棋聖戦リーグ入り
17歳:第3回中野杯・U20選手権優勝 2連覇
18歳:第4回中野杯・U20選手権優勝 3連覇
18歳:2007年12月31日現在通算成績 196勝62敗
19歳:名人リーグを勝ち抜き挑戦権獲得 八段に昇段
となり、人生80年とすればまだまだ始まったばかりで、これからこのバイオグラフィには色々なことが記されるだろう。今回の名人戦の挑戦権獲得は井山裕太のバイオグラフィからすればほんの小さな出来事になるかもしれない。
しかも張栩名人との第1局は9月4日・5日に当地で打たれるので、こんなに嬉しいことはない。9月上旬は爽やかな晴天の日が多く、酒も食べ物も美味しいので、随伴してくる関係者には最適の地だ。そして新しい囲碁の歴史がここから始まるのは光栄である。σ(゚ー^*)
井山七段が囲碁名人挑戦権 タイトル戦最年少の19歳
2008年07月12日
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林海峰九段が坂田九段を破って本因坊になったのは何歳だったでしょう。
その記録を破ればすばらしいですね。
林海峰九段についてはwiki【1963年に初の名人リーグ入り。1965年に坂田栄男名人本因坊を4-2で破り、23歳の史上最年少で名人位を獲得。1968年には坂田栄男本因坊を破り、選手権史上2人目の名人本因坊になるなど、早くから才能を発揮して活躍した。】とあるので、リーグ入りは21歳・タイトル獲得は23歳ですね。この記録を破るのはさすがに大変でしょう。
あの頃はまだ囲碁と出会っていなかったので知りませんが、林海峰九段の大活躍はきっと大きくマスコミに報道されたような希ガス。おいどんは囲碁には無知でもカミソリ坂田の名前だけは知っていました。
初めまして
一将棋ファンです(羽生ファン)
うかつにも囲碁界の超新星出現を
全く知りませんでした
若い頃は坂田栄男・加藤剣正さんのファンでした
外人棋士に荒らされてからは囲碁を離れていました
今回の井山八段の活躍は頼もしい限りです
一挙にブレークして欲しいものです
ブログの更新も楽しみにしています
坂田栄男・加藤剣正時代は遠い昔になりましたね。特に加藤正夫九段が急逝されたのは記憶に新しく、その後日本の囲碁界は低迷の道を歩み続けています。
そんな中にあって、井山七段の出現は大きく、現在の四天王を打ち破るのは彼しかいないだろう、世界戦で大活躍するのは彼しかいないだろうと期待が高まります。
たったひとりでいいから、日本から天才棋士が出ると、囲碁の世界地図が塗り替えられ、日本の囲碁界も注目されると思うので、是非是非頑張って貰いたいと願う次第です。
九月の4,5日ですね
今から楽しみですねえ(^^)
林海峰vs故加藤剣正さんの第一局は自分で並べて
今でも覚えています
下辺を打ち抜かれて悔しい負け方でしたが・・・
井山さんには存分に打っておらいたいおのです