2008年07月13日

#1837 NHK杯1回戦第15局 柳時熏九段対植木善大八段

解説は山田規三生九段。

 柳時熏九段が出場するので久しぶりにNHK杯を観戦しようと思っている。記録を見ると平成18年に600勝を達成しており、さらに数々のタイトルに輝き超一流棋士の貫録十分である。しかし2000年の暮れと2002年2月の事件があって以来、それまで飛ぶ鳥を落とす勢いだった柳時熏九段が失速したように見える。柳ファンとしては残念である。まだまだ老けこむような年齢ではないので、全盛期のような柔らかくて切れ味の鋭い碁をファンに見せてもらいたい。

 対する植木善大八段は平成15年に400勝を達成しており、タイトル戦に登場する機会が少なかったので多少地味だが、これだけの勝ち星を挙げた実績は一流棋士の資格十分だろう。何度かNHK杯で見たことがあるが今回の対戦相手は同世代の柳時熏九段なのできっと力が入ると思ふ。相当激しい碁になるような希ガス。

 それにしてもあれ以来対局の終了はお互いに「ありませんね」とか「パス」と声を掛け合ってからダメ詰めに入っているのだろうか?寡聞にして知らない。

柳時熏(りゅうしくん、ユ・シフン 1971年12月8日 - )は、囲碁の棋士。韓国ソウル市出身、日本棋院所属、九段、大枝雄介九段門下。天元戦4期、王座戦1期、棋聖戦挑戦など。棋風は全局的に手厚く、スケールの大きな攻めと柔軟性が特長。名前は日本では日本語読みで呼ばれている。

2002年の棋聖戦での王立誠との七番勝負第5局は、2勝2敗の後の2月20、21日に行われた。二日目の終局直前、ダメ詰めを残すのみとなった段階で先番の柳が盤面9目の優勢と目されていた。298手目に王が6子へのアタリを打ったが、柳は299手目にそれを継がなかったため、王は「僕は終わったとは言ってない」と言って、立ち会い人の石田芳夫を呼んだ。石田と主催者読売新聞社が協議し、ビデオも確認して、終局の合意はされていないと認め、王はアタリの6子を抜き、柳はここで投了した。この時について後に王は、「くたくたの精神状態」の中で「誰が悪いのではなく」起きてしまったことと言い、柳は「集中力を切らした自分が悪い」「でも第7局じゃなくてよかった」と述べた。次いで柳は第6局も敗れ、棋聖位獲得はならなかった。この事件は、囲碁界で初めてビデオを用いた裁定となり、終局時のルールやマナーに関する議論も巻き起こした。

平成3年:第16期棋聖戦四段戦優勝
平成4年:第17期棋聖戦四段戦連続優勝・第23期新鋭トーナメント戦優勝
平成6年:第9期NEC俊英トーナメント優勝・第20期天元戦林海峰天元を3-1で破る☆入段から6年8ヶ月での七大タイトル獲得は史上最短記録
平成8年:第51期本因坊戦挑戦者・第44期王座戦で王立誠王座を3-0で破り王座奪取・第22期天元戦防衛で3連覇
平成12年:第26期天元戦で小林光一天元を3-0で破り天元位奪取
平成14年:第26期棋聖戦挑戦者
平成15年:第22期NEC杯優勝

平成18年:通算600勝達成

植木善大(うえきよしお 1969年2月25日 - )
山下順源七段門下 56年院生 60年入段、同年二段、62年三段、63年四段、平成2年五段、3年六段、6年七段、13年八段
門下に武井孝志六段、阪本寧生二段、種村小百合初段
日本棋院関西総本部所属

昭和60年:大手合第2部優勝
平成6年:王座戦本戦入り
平成9年:棋聖戦七段戦準優勝
天元戦本戦入り3期 碁聖戦本戦入り4期 NHK杯出場3回

平成15年:通算400勝達成
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posted by あど at 05:31| 青森 ????| Comment(3) | TrackBack(0) | 囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます。
 不死身さんは殴打事件の被害者にもなりましたねぇ。
 被害者なのに松の廊下扱いされて踏んだり蹴ったりでしたね。
Posted by 島谷 at 2008年07月13日 06:10
 おはようございます。
 今日は昼寝をしないで対局を楽しみたいと思います。もう二度とあんなことは御免ですね。それにしても時の流れは速い・・・
Posted by あど at 2008年07月13日 06:30
 この暑さでは子守唄になりそうです。なってしまいます。なります。(+.+)(-.-)(_ _)..zzZZ
Posted by 島谷 at 2008年07月13日 12:25
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