wikiには【緊急地震速報(きんきゅうじしんそくほう、英語名称:Earthquake Early Warning、略称:EEW)とは日本の気象庁が中心となって提供している地震情報である。地震警報システムの一つで、主要動の到達前に速報を行うことを企図した早期地震警戒システムに分類されるものである。同種システムとしては世界初と言われる。2006年8月1日から対象を一部利用者に限って速報が正式に発表されることとなり、2007年10月1日、「一般向け」速報(強い揺れが想定される場合に発表)が導入されるにいたって本格的な運用が始まった。前者は「高度利用者向け」速報として存続している。この「一般向け」と「高度利用者向け」は、発表基準や受信・入手できる端末などが異なる。「一般向け」緊急地震速報は、2008年7月24日午前9時までに7件の地震で計8回発表されている。】と記されており、実際に市販されている機器の価格を調べると家庭向けのもので10万円前後で販売されているものもある。
今年は地震の当たり年のようで、こういう装置で事前に地震を察知して命が助かるのなら安いものだと思ふ。もう2度と1968年5月16日午前9時48分の十勝沖地震の恐怖は味わいたくない。
昨日の地震で、このシステムが具体的にどんな効果があったのかチェックした。ぞろぞろと47本の記事が検出された。
緊急地震速報:震度4の函館は30秒前に発表 道東地域は含まれず
緊急地震速報、岩手で間に合わず 気象庁「震度を過小評価」
【東北地震】緊急地震速報は20.8秒後 技術的限界?
岩手北部地震:緊急地震速報、発表まで20.8秒 「6強」地域間に合わず
特殊な地震、「緊急速報」予測間に合わず
と震源地から遠く離れた北海道を除けば散々で、肝心の被災地には約20秒遅れで地震速報が流れている。これでは間に合わない、というよりイラナイ。
気象庁のHPには緊急地震速報について
1.一般向け緊急地震速報を発表する条件
* 地震波が2点以上の地震観測点で観測され、最大震度が5弱以上と推定された場合に発表する。
2.一般向け緊急地震速報の内容
* 地震の発生時刻、発生場所(震源)の推定値、地震発生場所の震央地名
* 強い揺れ(震度5弱以上)が推定される地域及び震度4が推定される地域名(全国を約200地域に分割)
と記されており、今回の地震については【なお、地震検知から約20秒後に緊急地震速報(警報)を発表しました。】と記されている。
初期微動検知から発令まで20秒も遅れた原因については
【気象庁は24日午前0時26分35秒に初期微動(P波)を検知した。約4秒後、地震の規模をマグニチュード(M)5.8と自動計算。その後も計算を繰り返し、約21秒後の6回目でM6.9、「岩手県沿岸の北、南部、岩手県内陸南部で震度5弱程度の揺れが起きる」などと算出。ここで初めて速報を出す基準の震度5弱を超えた。 】
と説明され、皮肉なことに岩手県全域の震源地だけが間にあわず、青森市は震源地から距離があるので地震到達の約7秒前に緊急地震速報が出ている。震源地から遠い方が地震波の到達に時間がかかるので当然といえば当然である。しかし、これでは内陸型で直下型の地震には役に立ちそうもない。
この原因について
【これまでの例では、P波の検知から速報の発表まで5〜10秒程度が多い。今回20秒以上を要したことについて気象庁は、震源が深かったことと、徐々に波形が大きくなる揺れだったことから、地震の規模を当初小さめに予想した、と説明する。今回のように深い場所を震源とする地震の事例は少なく、予測が難しいという。 】
とされ、最後は
【横田崇・地震津波監視課長は「深い場所で地震が発生した場合でも、より早い段階で予測できないか今後検討する」と話した。】
と結ばれている。
好意的に解釈すれば今後色々なデータの蓄積があれば、緊急地震速報の精度は間違いなく上がるということだ。そして震源地が内陸ではなく海底にあるならば、現在のシステムでも十分役に立つと考えられる。緊急地震速報が1秒でも早く入手できれば甚大な地震に対して防御ができるので、命が助かるかもしれない。
今後の気象庁の予測技術の進歩に期待して、本格的に家庭用緊急地震速報システムの導入を検討しようと思っている。
参考
緊急地震速報関連事業者の紹介
【雑談の最新記事】


最近は大地震が多いですねぇ。
今回は青森も大変らしいですね。
あどさんのお宅は被害がなかったとのことでほっとしています。
強度の地震恐怖症なので、家内を置いて外に逃げ出してしまったのはワタスです。トホホ
それにしても大地震の割に被害が少ないので、日本の建築物の耐震基準は世界最高水準だろうと改めて思いました。