ついでに平成19年版防衛白書と平成18年版防衛白書に目を通すと、やはり同じことが記されている。参考までにPDFの文言のメモを残す。
平成20年版防衛白書 第T部 わが国を取り巻く安全保障環境 概観
朝鮮半島においては、半世紀以上にわたり同一民族の分断が継続し、南北双方の兵力が対峙する状態が続いている。また、台湾をめぐる問題のほか、南沙なんさ群島をめぐる領有権の問題なども存在する。さらに、わが国について言えば、わが国固有の領土である北方領土や竹島の領土問題が依然として未解決のまま存在している。
平成19年版防衛白書 わが国の周辺の安全保障環境
朝鮮半島においては、半世紀以上にわたり同一民族の分断が継続し、南北双方の兵力が対峙する状態が続いている。また、台湾をめぐる問題のほか、南沙なんさ群島をめぐる領有権の問題なども存在する。さらに、わが国について言えば、わが国固有の領土である北方領土や竹島の領土問題が依然として未解決のまま存在している。
平成18年版防衛白書 わが国の周辺の安全保障環境
朝鮮半島においては、半世紀以上にわたり同一民族の分断が継続し、南北双方の兵力が対峙する状態が続いている。また、台湾をめぐる問題のほか、南沙なんさ群島をめぐる領有権の問題なども存在する。さらに、わが国について言えば、わが国固有の領土である北方領土や竹島の領土問題が依然として未解決のまま存在している。なお、本年4月、日韓両国がともに自国の排他的経済水域であると主張する海域において、海上保安庁が、海底地形調査を実施しようとしたところ、韓国側はこれに強く反発した。また、本年7月には、韓国政府の海洋調査船が同海域において、海洋調査を開始したため、わが国はただちに中止を求めた。
9月5日の朝日新聞にはこんな記事が掲載されていた。
防衛白書「竹島、固有の領土」 韓国政府が強く抗議
【ソウル=箱田哲也】韓国外交通商省は5日、日本の08年版防衛白書が竹島(韓国名・独島)について「わが国固有の領土」などと表記したことに対し、「強く抗議し、日本政府がただちに是正するよう求める」との声明を出した。また、同省に在韓日本大使館の高橋礼一郎公使を呼んで抗議した。防衛白書の竹島に関する記述は07年版と同じ表現だが、7月に日本政府が中学校学習指導要領の解説書に初めて竹島領有問題を盛り込んだことに韓国政府やメディアが反発。防衛白書の記述にも警戒を強めていた。韓国国防省も5日、日本大使館の防衛駐在官を呼んで抗議したほか、「韓日の未来志向的な発展を妨げる行為だ」などとする立場を表明した。08年版防衛白書には「わが国固有の領土である北方領土や竹島の領土問題が依然として未解決のまま存在している」と表記された。
この調子だと、ひょっとすれば昨年も一昨年もその前年もこの件に関して大使を呼びつけて猛烈に抗議したのかもしれないが記憶にない。この件に関して抗議をし始めたのはいつ頃からなのだろう?
領土問題は領有権を巡って2国間の主張が異なるのは当然だ。第三者的な仲裁が入らなければ永久に解決しない問題だ。さもなければ武力を行使する以外に解決の道はないだろう。
だから、いちいち公使を呼びつけて抗議をしたり、大使館の防衛駐在官を呼んで抗議をしても全く問題解決にならないのは自明のことだ。当然だが公使も防衛駐在官も抗議を受けて謝罪をしない。単に抗議を受理し、本国に伝えますで終わるだろう。今回は朝日新聞が抗議をしたと親切に伝えてくれたので、関係者は既に知っていることだろう。
いちいち他国の防衛白書に爪を立ててもどうなるものでもあるまい。
実に不思議なことをする国だと思ふ。
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知った以上は形式だけでも講義しないと認めたことになってしまいマッスル。
韓国が講義するのは不思議ではなく竹島を韓国が占拠していることを日本が抗議し続けないのが遺憾だと思いマッスル。
日本政府の対応は隔靴掻痒という言葉が一番ふさわしいかもしれませんね。