2008年10月06日

#1933 イグ・ノーベル賞

 今年もイグ・ノーベル賞が決定した。

 受賞したのはイタリア人・イギリス人・スイス国民・ブラジル人・アメリカ人・日本人・ハンガリー人・台湾人らしい。受賞者の中に今年もしっかり日本の研究グループがいるのは実に誇らしい。さぞやドイツ・フランス・ロシア・中国・北朝鮮などの研究者たちは名誉ある受賞を逃し、地団駄踏んで悔しがっていることだろう。北朝鮮あたりはこのニュースをネタに日本に謝罪と賠償を求めてくるかもしれない。要注意だ。

 最も興味深いのは平和賞で、「植物にも人間と同様に尊厳がある」ことを法的に定めたのは人類史上画期的なことだろう。でもこの受賞を平和団体が知り「植物にも人間と同様に尊厳がある。そんな植物を食べるのは野蛮人の行為だ。だから食物を鯨と同様食料としてはならない」というご託宣が下されると、あっという間に人類が餓死してしまいそうなので、それはそれで困ったことだなあと思ふ次第である。イグ・ノーベル賞の授賞式は極秘に行われるべきだろう。

 個人的には認知科学賞に最も興味があるが、明日になればそんなことは綺麗サッパリ忘れていることだろう。(@_@;)

○栄養学賞:「同じ食べ物でも、名前の聞こえが良い方がおいしく感じる」ことを示したイタリア・トレント大学のマッシミリアーノ・ザンピーニ氏と英オックスフォード大学のチャールズ・スペンス氏に授与。

○平和賞:「植物にも人間と同様に尊厳がある」ことを法的に定めた、スイスの人間以外の生物工学に関する連邦倫理委員会とスイス国民に授与。

○考古学賞:考古学の発掘現場付近に生息するアルマジロが、発掘品をより深く埋めたり持ち去ったりすることで、発掘現場がメチャクチャになるだけではなく、歴史が変わってしまう可能性があることを示した、ブラジル・サンパウロ大学のアストルフォ・ゴメス・デ・メロ・アラウージョ氏とジョゼ・カルロス・マルセリーノ氏に授与。

○生物学賞:「イヌに寄生するノミは、ネコに寄生する個体よりも、より高く飛ぶことができる」ことを発見した、フランス国立トゥールーズ獣医大学のマリークリスティーヌ・カディエルジュ、クリステル・ジョベール、ミシェル・フランの3氏に授与。

○医学賞:「高価な偽薬(プラセボ)は安価な偽薬よりも効果が高い」ことを確認した米デューク大学のダン・アリエリー行動経済学教授に授与。

○認知科学賞:脳を持たない単細胞生物の真正粘菌が、迷路の最短経路を見つけることを発見した、中垣俊之・北海道大准教授、小林亮・広島大教授、石黒章夫・東北大教授、ハンガリー・セゲド大学のアゴタ・トス氏ら6人に授与。

○経済学賞:プロのストリッパーの排卵周期が、チップ収入に影響を与えることを発見した米ニューメキシコ大学のジェフリー・ミラー、ジョシュア・タイバー、ブレント・ジョーダンの3氏に授与。3氏らによると、ストリッパーが最も稼ぐのは、生殖能力が最も高い時期であるという。

○物理学賞:大量の糸や髪の毛は、外部要因がなくとも必ず絡まることを数学的に証明した、スクリップス海洋研究所のドリアン・ライマー氏と、米カリフォルニア大学サンディエゴ校のダグラス・スミス氏に授与。

○化学賞:「コカ・コーラの避妊効果」についての研究で、ボストン大学医学部のデボラ・アンダーソン教授、ならびに台湾の台北医科大学の研究グループに授与。アンダーソン教授らの研究は「避妊効果がある」で、台北医科大学の研究は「効果がない」と、全く正反対の結果となっている。

○文学賞:「バカ野郎:物語的手法を用いた、組織内で経験した憤慨についての分析」研究で、英カス・ビジネス・スクールのデイビッド・シムズ氏に授与。

posted by あど at 03:27| 青森 曇り| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます。
 イグ・ノーベル賞とは初めて知りました。
 おもしろいパロディー賞があるのですね。
 のんべの作るノーメル賞よりオモローですね。
 
Posted by 島谷 at 2008年10月06日 05:09
おはようございます。
 ノーメル賞・・・

 やはり、受賞者が乾杯の音頭を取るのかしらん?そして副賞も洋酒日本酒焼酎ワインの詰め合わせなんだろうなあ。(^^ゞ
 
Posted by あど at 2008年10月06日 06:00
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