| ・・・今年6月21日(日本時間)、このコラムのコーナーを閉鎖し、過去のものにもアクセスできない措置を取りました。コラムを転載しているウェブサイトやブログなどへの削除要請も続けています。その理由は掲載したコラムの多くが著しく節度を欠き、国内外に発信するにはふさわしくない内容と判断したからです。「WaiWai」は、国内で出版されていた雑誌などを了解を得ずに利用していました。明らかに事実とは思えない情報を英訳、転載し、一部については不適切な加筆もしていました。日本および日本人や特定の国、職業などについて誤解を生じさせる情報を長期間にわたって流し続けました。報道機関としてあってはならない読者の信頼を裏切る行為であり、多くの方々にご迷惑をおかけしたことをあらためて、心よりおわびします。誠に申し訳ありませんでした・・・ |
長期間にわたり日本および日本人に対して悪いことをしたと自ら認めた謝罪文だ。意図的にこんなことをするマスコミがあったことが信じられなかった。この事件をきっかけに50年以上御世話になった毎日新聞の宅配はお断りした。どんな立派な記事を読んでも平仄が合わないと感じるようになったからである。
今朝の社説では犯人の替え玉説を示唆している。
| ・・・男がこの段階で、あえて警察のシンボルとされる警視庁本庁舎を選び、証拠の品々を手に名乗り出た理由についても、納得のいく説明がほしい。自己顕示欲やゆがんだヒロイズムに駆られる犯罪者は少なくないが、暴力団の対立抗争事件などで因果を含められた組員が自首するのにも似て、ひょうそくが合いすぎている印象も残る。事件後、「第3の犯行」や捜査の難航を懸念する声も聞かれていただけに、今後の捜査で疑問や不審を一掃しない限り、関係者は安心できまい・・・ |
なるほどと思ふ。
ただ【ひょうそくが合いすぎている】という言い回しは、久しぶりに見たような希ガス。漢字で書くと「ひょうそく」は「平仄」だ。本来は漢詩の発音上のルールのことだ。漢字で書くときっと多くの人が「へいそくがあわない」と読むだろうから、ご親切に平仮名表記にしたのかもしれない。でも言葉は生き物なので、多くの人が「平仄」を「へいそく」と読むとそのうち本当に「へいそく」が正しい読み方になるだろう。同様に「未曽有」を「みぞうゆ」と読んだり「頻繁」を「はんざつ」と読み間違えている人は結構多いので、そのうち「未曽有」は「みぞうゆ」、「頻繁」を「はんざつ」と読むのが正しいという時代が来るかもしれない。言葉というのはそんな性質がある。そしてそういう小さな読み間違いは誰にでもあることなのでいちいち取り上げて嘲笑するべきことではない。歴代の首相演説でもおそらくこういう類の読み間違いはあっただろうが、いちいちそれをあげつらって大手マスコミが書きたてるようなことはしなかった。武士の情けというものだ。
社説の末尾は
| ・・・最近、各地で爆弾事件が発生するなど治安情勢には不穏な側面も見受けられる。欲求不満やストレスによるとみられる突発的な暴力事件も目立ち出している折だけに、警察は不審者対策を強化する必要もある。注視すべきは、事の当否はともかく、事件発生後、多くの市民が連続テロの可能性を感じ取ったり、テロが起きても不思議ではないと考えている様子が明らかになったことだろう。年金をめぐる混乱がいっこうに収拾されないだけでなく、いわゆる格差社会の深刻化、雇用情勢の悪化などを背景に、人々のいら立ちや社会不安が広がっている証左ではないか。政治や行政の責任問題を抜きにして、今回の事件については語れない。 |
と結んでいるが、ここはやはり
【政治や行政の責任問題を抜きにして、今回の事件については語れない。】を
【政治や行政やマスコミの責任問題を抜きにして、今回の事件については語れない。】
としなければ平仄が合わないと思った。


そのうち「びょうどう」を「へいとう」と読む人が出る希ガス。
恥ずかしながら「ひょうそく」という言葉を初めて知りました。
随分珍しい言い回しをするものだと思いましたが、きっと社説を書いている人には日常的な表現なのでしょうね。社会の木鐸はそのうちしゃかいのもっこうと読まれるような希ガス。