この試合の伊達のウイナーとエラーと獲得ポイント数はセットを重ねるごとに極端に悪化している。この数字の変化は第1セット後半の攻防で伊達が体力と気力と戦略を全て使い果たしたことの証(あかし)かもしれない。第1セットはWozniackiを振り回していたが、第2セット第3セットはWozniackiの振り回しに全くついて行けなくなった。
ウイナー 15→5→5
エラー 12→11→11
ポイント 40→18→10
伊達はフルマラソンを3時間半で走り抜くだけの脚力を持ち、自らNHKのピラティスの講師をつとめるほどのストレッチとフィットネスの達人で、しかも1年以上一流のスタッフと共にハードトレーニングを積み重ねてきた選手だ。普通は試合中に痙攣することなど考えられない。もしかするとウインブルドン独特の緊張感とWTAツアーの過酷な日程が伊達選手の筋肉に大きなダメージを与えていたのかもしれない。
ボクシングでいえばTKO負けの試合であった。伊達にとって悔やんでも悔やみ切れない負け方だったと思ふ。
今年の全豪オープン1回戦では試合中に腰と背中を痛め、全仏オープンの予選1回戦では脚を痛め、ウインブルドン1回戦では太ももの痙攣が起きた。これでは地元の若い選手を押しのけてせっかく貴重なワイルドカードを貰った意味がない。残念だがトップレベルの競技テニスから身を引く時期が再び訪れているように見える。
二度とウインブルドンで伊達を見ることはないだろうが、伊達は96年のセンターコートでグラフと戦った時以上に十分に戦ったと思ふ。

DAY2のシードダウン
Nicolas Kiefer(GER)[33]
Kaia Kanepi(EST)[25]
Agnes Szavay(HUN)[30]
Alize Cornet(FRA)[22]
Sybille Bammer(AUT)[29]
Anna Chakvetadze(RUS)[32]
Marat Safin(RUS)[14]
Dmitry Tursunov(RUS)[25]
DAY2の日本選手の結果
Caroline Wozniacki(DEN)[9] def. Kimiko Date Krumm(JPN) 5-7 6-3 6-1
Kristina Kucova(SVK) def. Aiko Nakamura(JPN) 2-6 6-3 6-3
Svetlana Kuznetsova(RUS)[5] def. Akiko Morigami(JPN) 6-3 7-6(1)
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クルム伊達の相手はランク9位なんですね。
ラケットをコートにたたきつけて悔しがらせるほど相手を追い詰めたのですから凄いですね。
テレビのインタビューでも晴れ晴れした顔をしていましたから悔いのない一戦だったのではないでしょうか。
心から拍手を送りたいと思います。
昨夜は伊達の試合を深夜まで観戦してしまい、寝不足です。Wozniackiが不調で伊達に少しだけ勝つチャンスがあっただけに悔いの残る試合でした。