2006年05月29日

幸運の鳩

M.Washington [USA] 対M.Sharapova [RUS]

62/57/35の第9ゲーム40ALLのジュースゲームでローランギャロスのライブスコアは固まっている。どちらがadvantageを取ったのかわからない。wowwowの実況中継は第三セット第6ゲームでライブスコアボードより少し遅い。奇妙なことに男子シングルスJ.Acasuso [ARG] (26)とF.Santoro [FRA]のスコアボードは動いている。10分くらい固まっていたのでひょっとすればシャラポンが消えたのかと思ってスコアボードをリロードしてみると結局62/57/75でチェックが入っている。シャラポンが苦しみぬいて勝ったらしい。まあこれはスコアボード入力のお兄さんかお嬢ちゃんか分からないがシャラポンが絶体絶命の危機に追い詰められたので入力の手を休めたのであろう。

今wowwowの画面はファイナルセットワシントンリードの53ジュースゲームである。シャラポンの絶体絶命のピンチである。両者ともに息を凝らしボールに最も意識を集中させている。その瞬間何ということかP. Chatrierコートに二羽の鳩が舞い降りてきた。両者ともあっけに取られて鳩を眺めた。勿論満員の観衆もだ。

結局マッチポイントを際どく凌いだシャラポンが流れを掴み最終セットを75で制した。

ワシントンにこれ以上のテニスを望むのは酷だ。ウイナーズは40本を数えシャラポンの32本よりはるかに多い。ウイナーは多彩で華麗であった。ガードに回っても驚異的な脚力とラケットワークを駆使して容易に追い込まれない。強打を放つだけのシャラポンはコーナーからコーナーへ完璧に決めないと逆に切り返されていた。技術的にはワシントンの勝ちであり試合の流れもワシントンのものだった。

あのとき鳩がコートに舞い降りさえしなければワシントンは勝っていたであろう。

でもたらればは敗者の戯れ唄である。鳩の力を借りてまで負け試合をひっくり返してしまうシャラポンの力というか勝負強さに呆れた。これも勝負のあやであろうが、つくづく不思議なものだと思ふ。

今年もローランギャロスで色々な奇跡を見るだろう。
posted by あど at 04:28| 青森 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | テニス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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