対局が行われている旧三井港倶楽部の案内を読むと、【三井港倶楽部は、明治40年8月10日、清水組(現清水建設(株))三代目社長清水満之助により設計起工され、明治41年2月16日上棟、明治41年8月15日、三池港の開港と同時に開館しました。】とあり、建物の外観は明治の香りが色濃く漂う洋館造りで、旧函館区公会堂に似た雰囲気がある。
対局室の雰囲気は巻幡多栄子三段解説員によれば【対局場の旧三井倶楽部。歴史のある建物で貴族みたい〜♪検分でみた対局室にびっくり!なんと、洋風の椅子対局!!二人とも普段に増してカッコイイ^0^明日が楽しみ♪】と表現されており、実際に対局中の写真を見ると、真紅の絨毯が敷かれた床面に、白色のテーブルクロスで覆われた奥行き2尺長さ3尺程度のテーブルがあり、その上に厚さ2寸程度のおそらくかや材の卓上碁盤が置かれている。碁盤の大きさは一般に縦1尺5寸、横1尺4寸なのでテーブルの大きさはもう少し小さいかもしれない。対局用の椅子は肘付きのアールデコ風なもので、両対局者の服装はいずれもダークスーツにネクタイ。河野臨天元は茶系統のシルク風、山下棋聖は斜め柄のもので結び方はウインザーノットに見える。お互いに英国紳士風でとてもこれからドロドロの格闘技に臨む戦士とは思えない風情である。
「最新の盤面」をクリックすると中央でギシギシと石が軋み、にっちもさっちもいかない状態だ。ライブカメラで俯瞰した映像が提供されるのは珍しいが、しかしまあ、この局面はお互いにどうしようというのだろう。こういう場合は場を和ませるために、サッチモに登場してもらい♪What A Wonderful World♪を唄ってほしいと思ふのだが、それはお馬鹿な発想というものだ。でもおいどんは究極のKYニンゲンなので時々こんな発想をする。要するにいたずらに場を混乱させる顰蹙ニンゲンだ。場の空気を読めないことが多い。一種の病気だろうが、これがなかなか治らない。(ーー;)
果たしてこの結末がどうなるのか、katazuを呑んで見守っている。

