昭和27年に65歳以上の人口割合は僅か5%だったが、昭和60年には倍の10%を突破し、平成19年の推計値は21.5%に達した。75歳以上については平成3年に5%に達し、平成19年には10%に達している。僅か16年で比率が倍増した。老人の増加は急激である。
それこそあっという間に高齢化社会になったわけだ。原因は食の充実、医療の進歩、過重な労働からの解放などが考えられる。昔の年寄りは十分に長生きも出来ず可哀想である。
総人口は昭和25年に8320万人だったのが平成19年には12779万人に増加し、14歳未満の人口比は昭和25年が35.4%だったのが平成19年には13.5%になった。この数字だけを見ると現在は著しい少子化で将来の日本が危うい、という説が出るのも分かるような気がする。
しかし、労働可能な人口と考えられる15歳から64歳の人口比は昭和25年が59.7%、平成19年が64.9%でむしろ増加している。人数も昭和25年が4966万人、平成19年が8298万人と大幅に増加している。日本人は健康で長生きになったのだ。元気に働くことのできる層が8千万以上もいるのは心強い。ピーク値は平成7年の8726万人なのでそれに較べれば減少しているが減少率は僅かだ。
少子高齢化社会の警鐘を聞くと不安になるが、労働人口がこれだけあれば日本の将来はそんなに悲観したものじゃない。少なくとも老いも若きも働けるうちに元気に一生懸命働けば、孫子の代までは安泰だろう、と思った。
日本の少子高齢化社会は少しも悪いことではなく、世界に誇るべきことだと思ふ。


しかし、次世代への引継ぎを怠っている穀潰としては肩身が狭いです。