公認野球規則の「4・00試合の開始と終了」には
【4・01 ホームクラブが試合の延期または試合開始の遅延をあらかじめ申し出た場合を除いて、一人ないし数人の審判員は、試合開始予定時刻の5分前に競技場内に入り、直ちに本塁に進み、両チームの監督に迎えられる。
(a)まず、ホームチームの監督が、球審に二通の打順表を手渡す。
(b)次にビジティングチームの監督が、球審に二通の打順表を手渡す。
(c)球審は、受領した打順表の正本が副本と同一であるかどうかを照合した後、相手チームの監督にそれぞれ打順表の副本を手交する。球審の手元にあるものが、正式の打順表となる。球審による打順表の手交は、それぞれの打順表の確定を意味する。従って、それ以後、監督がプレーヤーを交代させるには規則に基づいて行なわなければならない。】
とある。
どこにも今回のような「先発メンバーを事前に提出した布陣から大幅に変更」することの是非について言及していない。所謂試合前のオーダー交換は紳士協定であり、相手のオーダーを見てから自軍のオーダーを変更するなどという卑怯なやり方は想定外だ。さすがにそんなことを考える監督もコーチも選手も今まで存在しなかったのだろう。公認野球規則は日本の規則だが、オーダー交換の紳士協定についてはどんなルールブックにも記載がないはずだ。団体競技で競技規則にそこまで記載する慣習はない。
今回国際試合で妙なことが起きたようだ。勝つ手段としてこういうことを発想するチームがある以上何らかの対抗策を講じなければならないのだろうが、何というかこんなことが日常茶飯的に起きるようでは野球に限らずスポーツの終焉も近い希ガス。
碁の国際試合で盤外で妙なことが起きていないのだろうかと思わず心配になった。
2007年12月04日
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