2008年01月25日

#1642 全豪オープンDAY11+ Jo-Wilfried Tsonga

 この試合が始まる前に勝ち負けはともかくとしてこんなMatch Statisticsになることを予想したヒトはいないだろう。特に際立っているのはWinners (Including Service)でJo-Wilfried Tsongaが49、Rafael Nadalが13という数字だ。Unforced ErrorsはTsongaが27、Nadalが12と一応ナダルの面目が保たれているが、ウイナーの数にこれだけの差があると、はっきり言ってテニスの試合になっていない。こんな一方的なMatch Statisticsが生じるためには明らかにNadalの予測にないテニスをTsongaがした、ということで一言で云えばこの試合展開はナダルにとってTsongaが謎の思考回路を持った男だったといえる。でも次回ナダルがJo-Wilfried Tsongaと対戦するときは全く違う展開になるだろう。ナダルはJo-Wilfried Tsongaの思考回路を十分に研究してくる筈だ。

 テニスはある意味予測のゲームである。世界最高のチャンピオンフェデラーが無敵なのは予測する力が世界一優れているからだろうとおいどんは睨んでいる。そういう意味ではジョコビッチのウイナーの取り方も他のトップ選手に較べると多彩で素早いが、恐らく今夜行われるフェデラーとの試合はそんなジョコビッチの多彩なウイナーをことごとくフェデラーが予測して封じ込めてしまうという場面が何度も何度も繰り返されるような希ガス。そして当然のようにフェデラーが決勝戦に勝ち上がり、Jo-Wilfried Tsongaと対戦し、フェデラーの強さだけが際立つ展開になるかもしれない。フェデラーなら謎の思考回路を持つJo-Wilfried Tsongaに対応するだろうと思われるからである。そうなったら意外につまらない。

 だから、今夜はジョコビッチに大いに頑張って頂き、とにかくフェデラーを混乱させ、どんなカタチでもいいから決勝戦に駒を進め、謎の男Jo-Wilfried Tsongaと一戦を交えてほしい。この両者の対戦なら今までに誰も見ることの出来なかった予測不能テニスが拮抗したカタチで展開されるだろうと期待しているからである。

 ちょいと贅沢な希望だが、あまりにもTsongaが素晴らしい試合をしたので、思わずこんなことを考えてしまったのである。

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posted by あど at 06:31| 青森 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | テニス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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