2008年02月24日

#1682 NHK杯準々決勝第4局 趙治勲NHK杯対依田紀基九段

 解説は林海峰名誉天元。

 ここまで趙治勲NHK杯は1回戦シード・2回戦今井一宏六段に白番11目半・3回戦王銘エン九段に白番中押し勝ちで勝ち進み、依田紀基九段は同じく1回戦シード・2回戦柳時熏九段に白番10目半・3回戦河野臨天元に黒番半目で勝ち進んできた。これらの対局の布石を並べてみた。

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 当然だがこれらの布石に脈絡はない。これらの対局のみならず色々な対局で布石が10手以上全く同じ手順で進行するということは殆どない。碁はお互いに相手があるのだから当然といえば当然だが、序盤の数手でもここが最大、いやこっちが最大だろうと意見と気分が分かれるということだ。今日の趙治勲NHK杯対依田紀基九段の布石がどんなものになるか興味深い。というか石のニギリ方と丁半の数え方の流儀についてもじっくりと観察しよう。

 天元を中心に上下左右対称な碁盤は確かに一種の宇宙のようなものかもしれない。シルシのあるところを星と呼ぶのも神秘的である。神秘性を前面に出して昨今のスピリチュアルブームに乗せることができないものだろうか。若いオナゴに「碁は癒しになりますー OH ヒーリング!」と語らせるのもいいだろうし、誰か著名人に碁を観戦させて「おーこれがビューティフルでスピリチュアルでファンタジーに溢れたいわゆるゴというものですねー 驚きですねー ハーイカール 元気かE サヨナラ サヨナラ サヨナラ」と一言言ってもらえれば、大いに碁界も盛り上がるような希ガス。我ながら旧いなあ・・・と思ふが、イメージが長嶋茂雄と淀川長治が混在するのはどうしたものだろう。(ーー;)

趙治勲 1956年6月20日生
【棋風は徹底的に実利を稼ぎ、その後相手の模様に入りシノギ勝負に持ち込む。極めて勝負にこだわる性格で、常に最強の手を打とうとし、非常な長考派として知られるが、同時に早碁でも多くの優勝歴を持つ。 棋道賞「最優秀棋士賞」9回、秀哉賞9回。】

依田紀基 1966年2月11日生
【棋風は柔軟で優れた大局観を持ち、捨石の名手ともされる。対局中に激しくぼやくことで有名。またNHK杯に寝坊して遅刻を繰り返した事から人気棋士にも拘らずNHK杯への出場権を取り消されたこともある。】
posted by あど at 05:21| 青森 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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