2008年04月08日

#1732 消火リレー

 【聖火リレー、パリでは途中切り上げ、式典も中止】というニュースが流れている。ロンドンでの騒動が報道されて、ある程度予測されていたことだが、【パリ市内では、中国政府に抗議するデモに数百人が参加して聖火リレーを妨害。当局者は何度も聖火を消して、バス内に避難せざるを得なかった。】という記事を読むと、聖火リレーではなく消火リレーになっている。

 今回の聖火リレーは世界中を駆け巡り最終的に北京に到着するのは開会式当日だろうが、果たして聖なる火がそれまで消火されず無事に到着できるかがオリンピック競技そのものよりも注目されそうだ。聖火のルートを確認するとパリを出てから大西洋を渡って北米大陸のサンフランシスコ→南米大陸のブエノスアイレス→アフリカ大陸のダルエスサラーム→中東のマスカット→パキスタンのイスラマバード→インドのムンバイ→タイのバンコク→マレーシアのクアラルンプール→インドネシアのジャカルタ→オーストラリアのキャンベラと経由して長野に入る予定だ。

 【アテネを出発し、北京へたどり着くまで135都市、13万7000キロメートルを130日間で走る】という壮大なプランが立てられたとき、よもやこんな騒動になるとは誰も予想していなかっただろう。

 今回のパリの騒動は、1968年の五月革命を髣髴とさせる。あの頃は66年のストラスブール大学の学生運動、68年のソルボンヌ大学のベトナム反戦活動をきっかけに全世界的な学生運動となり、世界中至るところで各国の機動隊と学生が戦った。大学は閉鎖され教授は吊るし上げられ、既成の権威あるものは悉く否定された時代だ。で、それらの学生運動が生み出したものが結局何だったのか、今ではすっかり忘れ去られた。社会体制に対する若者たちの膨大で凶暴なエネルギーの捌け口だったのかもしれない。

 今回のパリの聖火リレーの騒動も何か大きなうねりのきっかけになるのかもしれない。

 もし、そうなるのであれば、平和の象徴としての聖火リレー或いは消火リレーにも何らかの意味があるのだろう。

posted by あど at 05:47| 青森 | Comment(2) | TrackBack(1) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます。
 そのうち聖火リレーゲームというテレビゲームか携帯ゲームができそうですね。
Posted by 島谷 at 2008年04月08日 06:13
 おはようございます。
 終点が北京になったりパリになったりするように設計すると面白そうです。聖火が着かないとオリンピックが始められないので罰ゲーム、ナンチャッテ。
Posted by at 2008年04月08日 06:25
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Weblog: 芸能関係多いかも
Tracked: 2008-04-08 11:09