パキスタンで聖火リレーが行われたようでAFPbbから8枚の写真が配信されている。いずれも素晴らしい写真なのでじっくりと眺めてみた。
1枚目【聖火に点火】
後方にIOCの旗が掲揚され、その前に燃え上がる聖火トーチを両手で保持したユサフ・ギラニ(Yousuf Raza Gilani)首相が緊張した面持ちで立っている。すぐ横にはペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領が立ち、その後方には礼服を着た人物二人が立っている。おそらく警護の軍関係者と警察の高官と思われる。押しなべて皆表情が固い。
2枚目【聖火を引き継ぐ】
紅白のジャージーを着た聖火ランナーと思しき男性がムシャラフ大統領から聖火トーチを受け取る瞬間である。男性はあまり若くない。
3枚目【颯爽と走る聖火】
スタジアムの中をトーチを掲げて走る聖火ランナーと、すぐそばに例の青白色のジャージーを着た中共御用達聖火護衛隊の若者がキャップを被って神妙な面持ちで立っている。背景には聖火を運んできたクラシカルな馬車の車輪が写っている。
4枚目【聖火の素】
2頭立ての馬車を繰るのは白色の礼服を着た軍人だ。馬車の上には例の青白色のジャージーを着た中共御用達聖火護衛隊の若者三人が立ち、最前列の若者は聖火の種火と思しき容器を左手の掌に載せている。後方の二人は聖火トーチを持っており、馬車の前方には「MP」の腕章を着けたカーキ色の軍服に赤いベレー帽を被った男性がハンディトーキーを左手に持って馬車を眺めている。背景には数人の男性が写っているが見物人ではなさそうだ。
5枚目【盛り上がるスタジアム】
写真中央には中国の国旗を誇らしげに振る若者がいて、その背後にはスタジアムの観客席に大勢の人が写し込まれている。いかにもフェスティバルという印象だが、旗を振る人も旗の周囲にいる人も殆どが中国人で固められ、その服装は中共御用達聖火護衛隊と良く似ている。
6枚目【完璧な警備】
この写真はまるでドッキリカメラのようだ。中央に水色シャツに茶色のネクタイ、黒の背広の目つきの鋭い長身の男がアサルトライフルの銃口を下に向けて立っている。左手は機関部上方に軽く添えられ、右手は用心鉄に添えられ、いつでも銃を発射できる構えである。背後には中共御用達聖火護衛隊の若者が椅子に座ってグラウンドを見つめている。さすれば銃を持った男は観客席を眺めているわけで、偶然このスナイパーと目線が合った観客は命が縮んだことだろう。
7枚目【両国に栄光あれ】
スタンドで中国の小旗を振る中国系の5歳くらいの男の子とパキスタンの小旗を振る母親のツーショット。いずれもオリンピックロゴの入ったシャツと帽子である。母親の背後には父親がいるらしいが、完全に母親に隠れている。いずこの国も母親は偉大である。
8枚目【続・完璧な警護】
一般道路を黒塗りの車が走り、その背後にはサンルーフから迷彩服を着た軍人が据え置き型のマシンガンのような火器の後方に立ちいつでも発射できる構えをしている。顔面にはゴーグルとマスクをしているので、マシンガンのような火器は相当高密度の発射機能を持っているんじゃなかろうか?ギャグで軽い妨害行為をすると待ったなしに射殺されるだろう。桑原桑原。
あまりの迫力に圧倒された。しかし、こういう場合も『無事終了』という表現を使用してもいいものだろうかと、ついつっこみを入れたくなるのは、寄る年波のせいだろうか・・・
2008年04月17日
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こういうのを無事終了というんだと中国政府がいいそうですね。
長野の安全を祈るばかりです。